【黄菊賞】過去5年のデータから見える「外国人騎手」ともう一つのキーワード
毎年この季節になると海外の実績ある外国人騎手の短期免許による来日があり、有力馬への騎乗依頼が多くなるのももはや必然といえるほどになってきました。全体的に好成績を残すために重宝される外国人ジョッキーですが、中でも特に活躍を見せているレースが今週日曜、京都9レースに開催される2歳1勝クラスの黄菊賞です。
過去5年のデータを見ると外国人騎手が4勝、特に2015年はワンツーとなっており、外国人騎手を外して馬券購入というのは非常にリスクが高いデータが出ています。またこれも馬券を購入する際に頭に入れておきたいところですが、外国人騎手の騎乗馬は常に人気を被っているようなイメージがありますが、このレースに関しては2015年のバティスティーニのルメール騎手が1番人気で勝利しているものの、2014年のベルラップはプドー騎手で4番人気、2016年のタガノアシュラは日本人騎手で勝利している武豊騎手の3番人気、2017年はムーア騎手騎乗で4番人気のジュンヴァルロ、そして昨年はモレイラ騎手騎乗で3番人気のコスモカレンドゥラがそれぞれ勝利しており、外国人騎手騎乗なら迷わず買い、というよりは、外国人騎手騎乗だが人気がやや低めの馬を頭で買うのが美味しいレースとなっています。
今年は3人の外国人騎手で登録がされており、キムケンドリームにルメール騎手、コスミックエナジーにマーフィー騎手、ルージュバックの弟ポタジェにスミヨン騎手と、それぞれ厩舎の期待馬に一流騎手というコンビが多く揃い、当日までオッズが読めないハイレベルな混戦が予想されます。
オッズも割れて、単勝は10倍以下が並ぶレースになりそうですが、過去5年のデータからは3,4,5番人気の馬に妙味がありますので、ぜひ当日のオッズを確認してみてください。