【中日新聞杯2019予想】混戦模様のハンデG3!サトノソルタスやタニノフランケルなど出走予定馬を考察

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中京の2週目は「中日新聞杯」です。例年混戦になりやすいハンデ重賞で、今年もJRA重賞の勝ち馬が1頭のみというメンバー構成となっており、混戦ムードが漂います。今回は出走予定馬の中でも上位人気が予想される有力馬3頭をピックアップしてみました。

サトノソルタス(牡4、堀宣行厩舎)

昨年の共同通信杯で2着、青葉賞で6着の実績があるサトノソルタス。キャリアは全て左回りで、今年は2000mの3勝クラスを3戦。前走のノベンバーSでは内から進めて、スローペースを先行して上がりの速い脚で駆け抜けて伸びてくると、レッドラフェスタの追い込みをクビ差凌いで2着に善戦しました。今回初の右回りと斤量が前走から1キロ減となる点も好材料で、前走で上手く乗ったスミヨン騎手が引き続き手綱を握ってくれるなら、ここでも好勝負が期待できそうです。

タニノフランケル(牡4、角居勝彦厩舎)

年始の中山金杯で3着、2月の小倉大賞典で2着と序盤は好調でしたが、以降は夏の小倉記念・4着が最高順位と苦戦しております。ただ、番手から進めて勝ち馬のメールドグラースと僅か0.1秒差の4着は強い内容で、ここでは上位の存在となりそうです。その小倉記念から約4カ月の休み明けとなりますが、休み明けでも安定して先行できる脚があり、直線の短い中京なら余計に無視できない1頭です。

ラストドラフト(牡3、戸田博文厩舎)

今年初戦の京成杯を番手から抜け出して優勝したラストドラフト。春は弥生賞と皐月賞でいずれも7着に敗れ、夏は休養。秋初戦のオクトーバーSでは後方から進めてスローペースの中で早めに前を捕らえにいきますが、差を詰められずに8着に敗退。1番人気の期待を裏切る結果となってしまいました。皐月賞でも後方からの競馬でしたが、京成杯のように前々から進めて抜け出す競馬がおそらくこの馬のベストな形でしょう。C.ルメール騎手からO.マーフィー騎手への乗り替わりで、どう変わるか。

他にも、今年の目黒記念で2着に好走したアイスバブルや、アンドロメダSを制したマイネルサーパスなど、面白い馬が揃いました。中日新聞杯は12月7日(土)に、中京競馬場の第11Rで実施。発走時間は15時35分の予定。