真夏のリーディング争い。
いよいよ今週末から本格的な夏競馬が始まりますが、ここで注目すべき点はジョッキーがどの競馬場で騎乗するかです。特にリーディング上位のジョッキーはどこの競馬場で騎乗するかによって、夏競馬が終わった時に順位が変動する可能性がある。
先ず今週は福島・中京・函館です。ここでのポイントは函館です。函館の場合はダートのフルゲートが13頭です。通常16頭ですが、小回りコースの函館競馬場は、ダートのフルゲートは13頭。つまり3人は他の競馬場ならのれますが、凾館では13人しか騎乗する事が出来ません。ここが意外に響いてきます。
リーディング上位のジョッキーは余りしわよせはきませんが、騎乗機会の少ないジョッキーは有力馬で闘志満々の状態でも除外されたら、一気にモチベーションが下がってしまう。やはり、どのジョッキーも一鞍でも多く騎乗したい。その為に本当は涼しい北海道シリーズで騎乗したくても、この様な事がある為、他の競馬場での騎乗を選択する。
後はエージェントの力がものを言ってくる。エージェントの力によって騎乗馬の質等が大きく変わってくる。ジョッキーは毎週勝負だが、夏競馬はその勝負度合いが更にその色合いを強くしている。果たして、今年はどのジョッキーが荒稼ぎするのか楽しみだ。