【クイーンC予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

3歳牝馬が飛躍する一戦「クイーンC」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は、追い切り映像やタイム、1週前の追い切り内容などから総合的に好調馬を判断し、その中でもとくに評価が高いと判断した3頭の馬を紹介したい。

アカノニジュウイチ（牝3、尾関知人厩舎）

2/12（水）美浦・坂路（良）4F53.4－3F38.4－2F24.9－1F12.2（強め）

美浦坂路を単走。コーナー出口から飛び跳ねるように坂路へ入っていき、やや抑えきれていない感じがしたが、しまいの伸びは上々でラップも綺麗。坂路の時計も自己ベストをマークしており好内容。体重が重たそうな人が手綱を握っていたが、ラストの動きには切れがあった。中間も良い内容を消化できており、1週前は美浦Wコースを馬なりで5F67.5－1F12.5をマーク。前向きさがある馬なので折り合い面の不安はあれど、仕上がりは上々。

アミークス（牝3、栗田徹厩舎）

2/12（水）美浦・南P（良）4F54.5－3F38.6－1F11.6（馬なり）

美浦ポリトラックで2頭併せ。僚馬ソロフレーズ（牡5、3勝クラス）を追走し併入。リズムよく運べており格上の併走馬を相手に手応えでも勝っていた。1週前は岩田騎手を背に南Wを3頭併せで5F64.5－4F50.5－3F37.6－1F12.0をマーク。併せ馬に遅れはしたものの、鞭も入ってびっしり追われており負荷はかけられた。乗り込み量はそこまでだが、先週・最終と動きには活気があり、間隔が空いている印象をうけさせない走り。状態は良く見える。

ミヤマザクラ（牝3、藤原英昭厩舎）

2/12（水）栗東・坂路（良）4F55.3－3F39.7－2F25.0－1F11.8（馬なり）

栗東坂路を2頭併せ。僚馬マジカルスペル（牡6、オープン）を追走し、1馬身半差をつけて先着。前半は馬なりでゆったりと進めていたが、軽く仕掛けられると反応良く伸びていきあっさり併せた馬を置き去りにした。しまい重点とは言えラストは11秒8と時計も抜群で、加速ラップも速い。1週前は福永騎手を背にCWコースを2頭併せで6F81.3－5F66.7－3F37.0－1F11.8をマークし1馬身先着と好内容。中間もしっかり乗り込まれており、1週前もびっしり追われた。万全の仕上がりだろう。