【中京記念2016予想】馬にトラウマはあるのか?ダッシングブレイズ、新コンビで活路を開け!
昨年の覇者スマートオリオンも参戦予定の今年の中京記念。連覇、といえば響きはいいですが、昨年の勢いが感じられない同馬。毎年小粒なメンバーがたくさんそろうイメージです。
中京記念と聞くと、オールドファンからすると距離が2000mのイメージがあるかもしれませんが、2012年にマイルに変更してから今年で5回めと定着してきた感じもあります。
今年の出走馬の中ではなんといっても注目はダッシングブレイズ。いつになったら重賞勝つの?というくらい毎回人気を背負いつつも結果が伴いません。悲願の初重賞制覇なるかも注目が集まります。
前走の京王杯SCは見せ場は作るも4着敗退。馬への期待を考えるととても満足できる戦績ではありません。左回り・しかも前走と同じ府中コースということで、浜中騎手の一瞬の判断などに迷いが生じていたのか?馬にもトラウマがあるのか?
奇しくも今回も左回り。次にマイルを狙うにしても関屋記念も新潟競馬場ですのでまたも左回り。右回りは秋までマイル重賞はお預けになります。
そんなダッシングブレイズ。馬は今年の出来事は忘れているかもしれませんが、陣営も、そして馬主さんもそろそろここらで結果がほしい。ここまでメンバーが落ちている以上、せめて2着以内で本賞金は加算しておきたい。というのが本音ではないでしょうか。
主戦の浜中騎手が今年の主戦場を北海道にすえており、今週末は函館2歳Sのバリンジャー騎乗ということもあり、今回はルメール騎手に白羽の矢が立ちました。今回限りの依頼なのか結果次第で継続依頼かはわかりませんが、本気度は伝わってきます。
秋におつりが残るような競馬で勝ちたいところですが、今年の戦績を考えるとそんな余裕が本賞金にありません。この夏で本賞金を稼がないと、スワンSやマイルチャンピオンシップなど、適鞍と思われるレースに出走がかなわない可能性もあります。
そういう意味ではルメール騎手も短距離には充実したお手馬がアルビアーノくらいしかいなこともあり、人馬ともに結果がほしいところですね。