【エプソムC予想2020】未完の大器ピースワンパラディ!重賞路線へ再度挑む

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春のG1シーズンも宝塚記念まで一休みということで、今週からは夏競馬が開幕となります。日曜東京のメインレースはフルゲート18頭に登録25頭と、先日の安田記念がフルゲート割れになったのと対照的な結果となったエプソムカップです。

土日の騎手の移動が可能になったことを受けてか、阪神でもマーメイドステークスの開催がありますが、レーン騎手はサトノアーサーとのコンビ、ルメール騎手はレイエンダ、昨年の小倉記念では2番人気支持も期待に応えられず再度の重賞挑戦となるアイスストームには武豊騎手と、騎手の顔ぶれを見てもなかなか豪華なメンバーとなりました。

オッズも割れそうで混戦模様の今年ですが、中でも注目したいのが上がり馬、いやようやく重賞の舞台に帰ってきたかと思わせるジャングルポケット産駒のピースワンパラディです。3歳時には青葉賞3着の実績もあり、その後は古馬相手に3着以内を外さない安定感を示し、ようやく湘南Sで3勝クラスを突破しての久々の重賞挑戦となります。

ここ3戦をみても、スミヨン騎手、デムーロ騎手、川田騎手と厩舎の期待値の高さが現れているような騎手起用が続くピースワンパラディの重賞再挑戦には、ビターエンダーで今年のダービーにも騎乗しカレンブーケドールで重賞路線に存在感を示している津村騎手が選ばれました。

東京成績を見ても【2-0-2-0】と馬券圏内を外していない点と、G3という点を考えても相手関係は強化されるものの、勢いとコース適性で凌駕できる下地はありそうです。また、馬場が重くても好走しているのも強みでしょう。

4歳で10戦と大事に使われていることもあり伸び代もまだまだありそうです。

上位陣の人気が割れていることもあり先物買いというほど人気薄にはならないと思われますが、秋には大きな舞台で東京コースを走るためにもここでの賞金加算は必須といったところではないでしょうか。