【CBC賞2020予想】サマースプリントシリーズ第2弾！クリノガウディーやアウィルアウェイなど出走予定馬を考察

今週はサマースプリントシリーズ第二戦目となる「CBC賞」が阪神競馬場で開催されます。今年は京都競馬場整備工事の影響で、例年の中京・芝1200から阪神・芝1200へ舞台を移しての開催となります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみましたので、各馬を考察してみたいと思います。

クリノガウディー（牡4、藤沢則雄厩舎）

今年初戦の東京新聞杯で3着に好走したクリノガウディー。2戦目の阪急杯では7着に敗れますが、続くG1高松宮記念ではゴール前に内へモタれたことで4着に降着となってしまいましたが、3番手のポジションで直線に入り、逃げるモズスーパーフレアをかわして1着に入線する強い競馬を見せました。マイル路線から短距離路線へ移り頭角を現しており、メンバーの格が落ちるG3のここなら上位必至か。

アウィルアウェイ（牝4、高野友和厩舎）

今年初戦のシルクロードSを制し、悲願の重賞初制覇を果たしたアウィルアウェイ。デビューから一貫して短距離路線を主戦場としているジャスタウェイ産駒の4歳牝馬です。キャリア4勝のうち3勝は1200mで挙げており、スプリント適性は非常に高い1頭です。昨年のCBC賞では伸びずに8着に敗れていますが、この1年で馬も成長しており、実績のある阪神コースでの開催となる今年は好勝負が期待できそうです。

レッドアンシェル（牡6、庄野靖志厩舎）

昨年のCBC賞の勝ち馬・レッドアンシェル。昨年は同レースを優勝し6戦連続馬券圏内達成と好調ぶりをアピールしていましたが、その後屈腱炎の前駆症状があることが判明し、長期休養を余儀なくされました。今年初戦のシルクロードSで約7ヶ月ぶりに復帰しますが、1番人気に推されるも18着敗退、2戦目のスプリングCでも11着と近2戦は大敗が続いています。本来持っている能力は高いので、出し切れれば有力の1頭でしょう。

他にも、1200m戦を目下3連勝中と好調なミッキースピリットや、上がり32秒6の鋭い脚で鞍馬Sを制したタイセイアベニールなど、短距離路線の有力馬たちが揃いました。CBC賞は7月5日（日）、阪神競馬場の11Rで実施。発走時間は15時35分の予定。