藤田菜七子騎手、イギリスへ!プロ騎手はたった3人?勝てなければ恥ずかしい
根本康広厩舎に所属する藤田菜七子騎手がイギリスのサンダウンパーク競馬場で行われる「ファティマ・ビント・ムバラク妃殿下主催レディースワールドチャンピオンシップ」第13戦に、JRA代表として参加することが今月6日にJRAにより発表されました。参加のため、イギリスへの海外渡航届(期間:8月17日~22日)を提出しました。
このレディースワールドチャンピオンシップは昨年も行われ、昨年は名古屋競馬の錦見勇夫厩舎に所属する木之前葵騎手がMan of Dreamsに騎乗して見事に優勝を果たしています。初の海外遠征で初騎乗初勝利を果たし、日本でも一部メディアに取り上げられておりましたね。
しかし海外遠征とは言え、レースは日本とブラジル以外の騎手はプロではなくアマチュアで、騎乗についても「(他の騎手は)慣れていないのか遠慮している感じでした。」と木之前騎手本人もコメントしていました。逆にアマチュア相手に勝てなければプロとして恥ずかしいという姿を見せることになりますね。
今年はプロ騎手3人、アマチュア騎手7人!
今年、藤田騎手が参加するレディースワールドチャンピオンシップには計10カ国から各国1名ずつ参加し、計10名の騎手で競われる予定となっております。今年はプロの騎手は日本とオーストラリアと韓国の3名のみ。他の7名はアマチュア騎手となります。プロ騎手は昨年より1名多い3人ですが、それでもほぼアマチュアが相手のレースには変わりありません。藤田騎手はレベルの高い日本の競馬界でデビューしてからこの5ヶ月間で計4勝をあげ、特別レースでもすでに1勝をあげている騎手ですから、初の海外遠征とは言えレベル的には勝ってもらわなければならないレースです。初の海外勝利に期待がかかります。
レース名:HH Sheikha Fatima Bint Mubarak Ladies' World Championship
施行日:8月19日(金)
施行場:サンダウンパーク競馬場(イギリス)
レース条件:純血アラブ/芝1600m
招待騎手:
【アマチュア騎手】
デンマーク、ドイツ、イギリス、ノルウェー、オマーン、ポーランド、スロヴァキア
【プロ騎手】
日本、オーストラリア、韓国
計10カ国、各国1名、計10名の騎手が騎乗予定
その他:騎乗馬は抽選で決定