【糸魚川特別2020予想】垂涎の欧州血統サトノセシル、大器完成へのステップアップとなるか

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海外の良血競走馬が日本へ輸入されるケースはよく見られますが、今週日曜の新潟10レースに組まれている芝1800mの別定戦・糸魚川特別に登録のあるサトノセシルもそんな良血馬の一頭です。

父はソウルスターリング、モズアスコットなど日本でも活躍馬を輩出しているフランケル、母の父がオブザーヴァトリーという欧州血統のマル外で、伯父には英チャンピオンステークスやエクリプスステークスを勝利したトワイスオーヴァーもおり、欧州で走っても人気になるであろう血統背景の持ち主です。

戦績を見ますと伯父を意識しているのか2000mにこだわったローテーションを組まれており、これまで4戦して2勝2着2回と連を外さない安定感を誇ります。遅咲きの4歳馬ということで、ようやくデビュー戦から1年がたったばかりで、まだまだ伸びしろのありそうな1頭です。

デビューから4戦は大野騎手が騎乗してきましたが、今回は石橋脩騎手にバトンタッチとなりました。

過去5年で牝馬が3勝、特にこの2年で連勝していることもあり、サトノセシルにとっては追い風のデータが出ています。その他の牝馬としてはアップライトスピン、ピーエムピンコ、マイエンフェルト、レイパパレが登録してきています。

ただ、牝馬優位のデータながら牝馬同士のワンツー決着は見られないため軸と相手選びで一工夫必要なレースとなっています。

牡馬を見るとワグネリアンの全弟カントルがいずれこのクラスは突破しそうな戦績を残しており注目の一頭となりそうです。