JRAエポカドーロ引退、2018年の皐月賞馬
2018年の皐月賞馬エポカドーロ(牡5、藤原英昭厩舎)が、現役を引退することが明らかになった。5日、所属するユニオンオーナーズクラブが公式ホームページで発表した。
エポカドーロは2017年に京都でデビュー。3歳ではクラシックの皐月賞を優勝し、重賞制覇を達成。続く日本ダービーでも2着に好走し、牡馬クラシック戦線を盛り上げた。
しかし、以降は苦戦が続き、昨年は中山記念で5着、大阪杯では10着に大敗した。大阪杯後に鼻出血が判明し、休養中には腸のねじれで開腹手術も受け、長期休養を余儀なくされた。
今年3月に中京競馬場で行われた金鯱賞(G2、芝2000m)で復帰を予定していたが、体調が整わず、同レースを回避して放牧に出されていた。ようやく復帰のめどが立ち、今年7月に栗東へ帰厩し、8月23日に札幌競馬場で行われる札幌記念(G2、芝2000m)へ向けて調整を続けていたが、ここでも体調が整わず、そのまま現役を引退することになった。2019年の大阪杯・10着がラストランとなった。今後については未定となっている。
エポカドーロは父オルフェーヴル、母ダイワパッション、母父フォーティナイナーという血統。通算成績は10戦3勝、うち重賞は1勝。エポカドーロ号、お疲れさまでした。