シンザン超えた?長野県でまだまだ現役の名馬シャムロット
シンザンといえば、白黒の動画でしか見た記憶しかない人も多いかもしれません。またはレース名として残るシンザン記念のイメージが強いかもしれません。とはいえ、シンザンは意外?なところでも記録を持っていたんですね。サラブレッドの長寿記録ホルダーを2014年までキープしていたんです。
ところがそのシンザンを超えて、記録更新中、かついまこの記事を書いている現在も、悠々自適に草を食む大物がなんと長野県にいるんです!人間ならとっくに100歳を超えている計算になる37歳のシャムロットです。2歳年下にダイフクというサラブレッドもいて、どちらも元気に長野県佐久市にあるスエトシ牧場にいます。
午前中は放牧に出ているなど、ほんとに元気いっぱい。その元気はつらつとした姿、長寿にあやかりたいというファンがたくさん会いに行っているようです。ファンが多いためか、見学も可能となっています。水曜日定休日ですが、あとは10時から17時まで見学が可能。
2014年8月にシンザンを超える35歳3ヶ月12日の長寿記録を更新したシャムロット、現役時代はアローハマキヨという名で大井競馬場などで走っていました。生涯成績は61戦2勝とシンザンには到底及ばない成績でしたが、出走数の多さ、そして今も元気、ということを考えると、シンザン超えを完全に果たしたともいえます。
無事是名馬、ということばがありますがまさに地で行くのがシャムロットとダイフク。人間でも100歳を超えて午前中にお散歩、というのはなかなかハードです。
気になるスエトシ牧場ですが、癒されるかわいいキャラもいます。50センチほどの小さなミニチュアホース・そらまめくんがお出迎えしてくれます。通常80センチほどのが標準となるミニチュアホースの中でも、50センチはかなり小柄。イメージとしてはちょっと大き目のぬいぐるみ、といったサイズ。まだ生まれたてのためこのサイズですが、大きくなる前に一見の価値ありですよ!シルバーウィーク、冬休みなどに、ぜひ信州にお出かけになってみてはいかがでしょうか?