JRAスワンステークス(2020)で狙うべき絶対軸馬と押さえ必至の穴馬とは?

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夏の上がり馬、春の実績馬、準オープンからの格上挑戦馬、時には地方馬の参戦などもあり、各馬の比較が非常に難しいスワンステークス。

そんな中で今年は実績的にサウンドキアラが人気の中心となりそうです。今年初戦の京都金杯を制し重賞初制覇を達成すると、続く京都牝馬S、阪神牝馬Sを勝利し、重賞3連勝を達成。京都に強く、1400mも問題ない、斤量も54kgという条件なら、ここはサウンドキアラを最有力視で間違いないでしょう。

相手選びはさらに難解ですが、今回は京都のコース適性と今の馬場に合いそうな馬から狙っていきたいと思います。今回相手で有力視しているのはボンセルヴィーソです。京都は10戦して8戦が3着内、馬券圏外に敗れた2戦も5着と掲示板内には入着している京都巧者です。京都の1400mに限れば7戦して3勝、3着3回、5着1回で複勝率は85%と優秀です。

今の京都の馬場は時計がかかっているので重馬場がどうかという懸念もありますが、先週の京都の外回りは前が残る馬場でした。差し・追い込み勢が多い今回は、先行力が武器であるボンセルヴィーソにとって好走しやすい条件が揃っていると言って良いでしょう。

重賞は、今年初戦の京都金杯を14番人気で3着、春のダービー卿CTを13番人気で2着、前走の京成杯AHも13番人気で3着に好走しており、重賞の好走実績は十分ありながらも人気になりにくいという馬でもあります。今回はさすがに二桁人気にはならなそうですが、配当妙味のある1頭となる可能性は高いと見ます。

ということで今年のスワンステークスは、本命サウンドキアラ、相手にはボンセルヴィーソを絶対におさえておくという馬券で勝負したいと思います。