【ジャパンカップ2020予想】復帰初戦ワールドプレミア、ノーマークから無欲の勝利へ

今週の日曜東京メインレースは歴史的な一戦となるジャパンカップが開催です。

競走生活最後の舞台をここに設定した芝G1・8勝馬アーモンドアイに対して、今年無敗の三冠を達成した2頭が挑む構図となっており、三冠馬3頭が一堂に会するのは今後二度と見られないと思っておいたほうが良いほどの好カードとなりました。

また、コロナウイルスの影響もあり厳しいと思われていた外国馬の参戦も、今年のサンクルー大賞典を優勝したウェイトゥパリスが登録1頭だけとはいえ登録してきました。迎え撃つ日本馬が例年以上に強力な布陣となっているためウェイトゥパリスにとっては厳しいレースになるでしょうが、M.デムーロ騎手を確保して参戦予定となっています。

今年の秋は短期免許で来日する外国人ジョッキーがおらず、ルメール騎手の存在感が一際目立つ古馬G1戦線となっています。天皇賞（秋）、エリザベス女王杯、そして先日のマイルチャンピオンシップと3連勝中のアーモンドアイ騎乗ルメール騎手ですが、3強オッズはそのうちの2頭で決まるケースが多いとも言われるため、今回敢えて3強以外から狙ってみたいのが、約1年ぶりの参戦となる昨年の菊花賞馬・ワールドプレミアです。

昨年の有馬記念はリスグラシューの圧勝で目立たなかったものの3着に食い込んでおり、古馬の一戦級相手でもやれる手応えを感じたところでの戦線離脱となってしまい、復帰初戦がジャパンカップとなってしまっただけに実績以上に人気を落とすことが予想され、馬券妙味にも期待できます。

過去7戦でいずれも3着以内という安定感ながら1年ぶりの参戦ということもあり、単勝のみならず複勝でも妙味がありそうな1頭だけに、ジャパンカップの勝ち方を熟知しているともいえる武豊騎手の手綱さばきにも期待して狙ってみたい1頭ですね。