【秋華賞2016予想】桜花賞馬ジュエラー、前走11着から巻き返せるのか?

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今週末はいよいよ待ちに待った秋の祭典、第21回秋華賞(G1)が開催される。

今特に人気を集めているのは秋華賞トライアルの紫苑Sを優勝したビッシュ、その紫苑Sで2着に入着したヴィブロス、そして今年の桜花賞馬のジュエラーの3頭だ。この3頭が4番人気以下に差をつける人気上位と見て間違い無さそうだ。

桜花賞馬ジュエラー、ライバル・シンハライト不在のこの一戦は落とすわけにはいかない!

秋華賞でレース分析班が特に関心を寄せているのが、桜花賞馬のジュエラーだ。春はチューリップ賞や桜花賞でシンハライトと激戦を繰り広げており、現在シンハライトとの勝負は1勝2敗。桜花賞では壮絶な叩き合いを制して勝利したが、まだ負け越している。秋華賞で最終決着をつけるはずだったが、シンハライトはローズS快勝後に屈腱炎で戦線離脱を余儀なくされた。

決着のつかぬままライバルが戦線離脱するのは残念だが、ローズSでの惨敗(11着)を喫してしまったジュエラーとしてはなんとか本番での立て直しを図りたい。前走は若干トライアル仕様だったような印象もあるが、11着は想定外に負けすぎだ。ここは叩かれた上積みも含めて大幅な変わり身が必要。

ライバル・シンハライトが不在の中での一戦。ここは巻き返して力の違いを何としても見せつけたいところ。ここで復活の狼煙をあげ、いい流れでエリザベス女王杯へと進んで勝ちきってしまいたい。距離に関しては全く問題はなさそうだし、エリザベス女王杯まではイケイケのスケジュールで行き、その後は無茶せず放牧というのが理想的。

陣営にとってもここを勝てば最優秀3歳牝馬も座も現実的なものとなる。藤岡健一厩舎は先週は京都大賞典を3番人気のサウンズオブアースで4着、その前はスプリンターズSを圧倒的1番人気のビッグアーサーで12着と人気馬を飛ばすレースが続いている。桜花賞を勝ったジュエラーも前走11着と悪い流れが続いている。この悪い流れを断ち切るためにも、ライバル・シンハライト不在の今が良い流れを掴み取る最大のチャンスと言えるだろう。