【秋華賞2016出走馬】パールコード1回使ってどう変わる

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あまりレースを使っていない馬は、突然本格的に変わってくることがある。そしてある程度上位クラスの馬と戦っていると、自然と力がついてくることもある。今回紹介するパールコードは、まだ5戦しか使っておらず、今後に期待を持つことのできる馬だ。

秋華賞への出走が初のG1挑戦となり、同じ3歳牝馬同士、力関係には注目が集まっている。

デビューは3歳になってからで、新馬戦を勝利してすぐに500万下へ、3戦目で500万下を脱出し、すぐにオークストライアルのフローラSに出走、ここで2着に入り賞金とオークス出走権を獲得した。しかしオークスには出ることはできなかった。最大の理由は、馬体重が大幅に減ってしまい体調を崩したことにある。これで出走を断念し、早々に秋の秋華賞を目標に調整されることになった。

秋復帰初戦の紫苑Sでは、直線で詰まってしまい5着に敗れているが、力を持っていることは示しており、本番での変わり身にも期待が持てる。特に輸送競馬にならないことがこの馬には大きく、馬体をあまり減らさないでレースに臨むことができる点が有利となる。混戦模様の今年の秋華賞ではいい勝負になるかもしれない。