【ダイオライト記念2021予想】松山騎手に乗り替わりのマスターフェンサー、4連勝を目指す

過去10年の勝ち馬をみると、スマートファルコン、クリソライト、ケイティブレイブ、チュウワウィザードといった錚々たるG1馬の名が連なるレースが、17日水曜日に船橋競馬場で行われる交流JpnⅡのダイオライト記念です。

今年もJRA勢はハイレベルで、昨年のこのレースの覇者であるアナザートゥルースは森騎手との新コンビ、昨年の東京大賞典では2番人気に支持されるなど、古馬になってさらなる飛躍が期待されるダノンファラオは引き続き川田騎手とのコンビで挑む予定となっています。

そして特に注目したいのがドバイ遠征を見送り、国内戦線に焦点をあわせたジャスタウェイ産駒のマスターフェンサーです。

3歳時はアメリカのクラシックレースに挑み、勝ち負けまでは至らなかったもののレベルの高い競馬内容で、国内戦に戻ってからはこつこつと勝ち星を積み重ね、交流重賞で連勝が続いています。

今回は連勝のパートナーでもある川田騎手がダノンファラオ騎乗ということもあり、松山騎手との新コンビで挑む予定となっています。

先日行われた金鯱賞では、最低人気のギベオンの逃げ切りを許す形での敗戦をデアリングタクトで喫しており、再度1番人気に支持されそうなマスターフェンサー騎乗で、今度こそという思いは強いのではないでしょうか。

父ジャスタウェイは古馬になって力をつけ、ドバイターフなど海外G1でも活躍するまでに上りつめた名馬ということもありますが、主戦場がダートとなり父とは異なる道を歩んでいるマスターフェンサーも、いまだG1勝利はないだけに、4連勝でさらなる高みに上れるかどうか、注目したいレースになりますね。