【ドバイワールドカップ2021】チュウワウィザードやジーザスチームなど出走予定馬を考察

28日はUAEドバイのメイダン競馬場で「ドバイワールドカップデー」が開催。昨年は新型コロナの影響で直前で中止となりましたが、今年は開催予定ということで、2021年の海外競馬馬券発売のスタートを飾る注目の一戦となります。今回は出走予定馬の中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

チュウワウィザード(牡6、大久保龍厩舎)

昨年は現地まで行きながら直前で中止となり、無念の帰国となったチュウワウィザード。ダートG1・3勝の実績がある日本のダート界を代表する1頭で、今年は昨年のリベンジをかけた出走となります。前哨戦ともいえる前走のサウジカップでは9着に敗れましたが、雨が降った影響もありそうで、前走を使った上積みが見込める今回は巻き返しに期待です。鞍上は引き続き戸崎圭太騎手となります。

ジーザスチーム(牡4、J.ダンジェロ厩舎)

前走のペガサスワールドC・3着のジーザスチーム。未だ重賞は勝てていませんが、前走のペガサスワールドCやブリーダーズカップダートマイルで2着などG1で好走実績があり、ここでも上位の存在となります。とは言え、これまで1600~1900mを主戦場にしており、2000mは今回が初となります。また、ドバイの馬場への適性も課題となりそうです。

サルートザソルジャー(セ6、F.ナス厩舎)

前走、ドバイのメイダン競馬場で行われたアルマクトゥームチャレンジR3(G1、ダ・2000m)を制したサルートザソルジャー。2走前のアルマクトゥームチャレンジR2から連勝でG1初制覇を果たしました。昨年はマイルG3のバージナハールを勝利しており、重賞3勝の全てがメイダン競馬場のダート戦と適性の高さはメンバー1と言えそうです。