【みやこS予想2016】59キロも問題ない。モーニン・チャンピオンズCに肩慣らし。
肩慣らしと言っても春のフェブラリーステークスの勝ち馬モーニンにしてみれば、能力が1枚上の存在である事を示さなければいけない。59キロは確かにきつくないと言えば噓になる。しかし、59キロを跳ね返すだけのポテンシャルは持っている。
馬体も500キロを超す大型馬で斤量に泣かされる事はない。これでカンカン泣きするようでは春のチャンピオンの称号は返上しなければいけない。モーニンは中央では、6-0-1-0と馬券圏内を1度も外していない。馬券圏外に消えたのは、かしわ記念の8着のみ。
地方競馬場に初めて行った分の差だろう。能力負けではない。能力は相当なものがある。前走の日本テレビ杯では1800Mの距離が不安視されたが2着に入り距離の融通が利く所も見せた。
これから先はモーニンレベルの馬になると、G1戦をたくさん使いたい。しかし、中央のダートG1はフェブラリーステークスとチャンピオンズCの2つしかない。しかも12月にチャンピオンズC。2月にフェブラリーステークスと期間が短い。この3カ月を勝負の月として馬を仕上げてしまえばこれだけの能力の持っている馬なので連勝もある。
しかし、中央だけを見れば2つしかないダートのG1も、地方交流重賞に目を向ければ川崎記念・かしわ記念・帝王賞・南部杯・JBC・東京大賞典と6つもある。距離の壁を本当に克服しないと帝王賞などでは勝ち負けを演じられない。モーニンの来年への布石になるレースと言っても過言ではない今週のみやこS。磨き抜かれた末脚で他馬を沈黙させる事が出来るか?