【皐月賞2021】オーソクレースは態勢整わず回避、次走は未定
昨年のホープフルS・2着のオーソクレース(牡3、久保田貴厩舎)は、引き続きC.ルメール騎手で4月18日に中山競馬場で行われる皐月賞(G1、芝2000m)へ向かう予定であったが、態勢が整わず、同レースを回避することが明らかになった。6日、所属するキャロットクラブがホームページで発表した。
オーソクレースは、先月19日には美浦トレーニングセンターに帰厩し、皐月賞へ向けて調整が進められていたが、先週の追い切り後に右トモを少しかばう素振りを見せ、6日も同じような素振りを見せた。内股・股関節を傷めている可能性があり、大事を取って回避となった。近日中に福島県のノーザンファーム天栄に放牧される予定。なお、次走については未定となっており、状態次第で検討していくもよう。
オーソクレースは昨年8月に札幌の芝1800mでデビュー。デビュー戦と2戦目のアイビーSを順調に勝ち上がり、年末のホープフルSでは好位から抜け出して2着に好走。皐月賞へはすでに登録を済ませており、上位人気の一角を担う1頭として注目が集まっていた。