【鞍馬ステークス予想2024】前走距離、脚質から注目馬・危険な人気馬を考察

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今週日曜京都メインレースに組まれているのは、芝1200mで行われる4歳以上オープンクラス「鞍馬S」です。NHKマイルカップの裏開催ということもあり乗り替わりも多いレースとなっていますが、今年は13頭と少頭数での開催が予定されています。

2021年、2022年は中京競馬場の芝1200m開催だったため、2017年から2020年と昨年の過去5回分のデータをみてみると、逃げ・先行馬が苦戦する傾向となっています。

勝ち馬はすべて差し・追い込み勢から出ており、今年の出走予定馬ではスクリーンヒーロー産駒のマイネルジェロティは青函ステークス3着とオープンクラスでの実績がありますが、厳しい展開となるかもしれません。

ローテーション面では距離短縮組も苦戦しており、洛陽ステークス勝ち馬でマイラーズカップでも2番人気と高い支持を受けていたキタサンブラック産駒のジャスティンスカイは、今回がスプリント路線に転向初戦ということで、実績からは上位人気想定となっており危険な人気馬となるかもしれません。

スプリント路線で結果を出しているディープインパクト産駒のスマートクラージュやNHKマイルカップ5着の実績もあるカルロヴェローチェも前走で芝1400mの阪急杯を使っているのはデータ的にはマイナスとなります。

世代別では4歳馬が2勝、5歳馬が1勝、7歳馬が1勝となっており、差し・追い込み脚質でかつ距離短縮ではない馬では、フランケル産駒の4歳牝馬レイベリング、3か月の休み明けとなりますがオパールステークス3着の実績がある7歳牡馬のディヴィナシオンあたりは今回狙い目といえそうですね。