【福島民報杯2021予想】人気薄の勝利が目立つハンデ戦、注目は左回り巧者ショウナンバルディ

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今週日曜新潟のメインレースは、古馬ハンデ戦のリステッドレース・福島民放杯です。フルゲート16頭に登録21頭と、例年福島で開催される同レースですが今年は新潟での開催となり、次に新潟大賞典を見据えている陣営が多いイメージのメンバー構成となりました。

上位人気が予想されるのは、昨年の新潟大賞典を10番人気で制しており、その後も宝塚記念7着、札幌記念6着、年明け初戦の中山記念5着など、強力なメンバー相手にまずまずの戦績を残してきているローエングリン産駒のトーセンスーリヤです。

主戦の横山和生騎手も長く騎乗していることもあり、この馬のクセをよくつかんでいるのではないでしょうか。

展開面を見ても強力な逃げ、先行馬がいないメンバー構成で、スムーズに前目につけて押し切れる可能性もあり、上位人気必至ではありますが馬券検討には欠かせない1頭となりそうです。

今年は新潟開催のため当てはまらない部分もあるかと思いますが、過去5年のデータでは1,2番人気馬が3着以内に食い込むケースが多いため、大荒れは望み薄ながら、2016年は9番人気のシャイニープリンス、2017年は7番人気のマイネルミラノ、2018年は5番人気のマイネルサージュがそれぞれ勝利しており、人気薄の単勝に妙味がありそうです。

そういった意味で注目したいのが、キングズベスト産駒のショウナンバルディです。今回は鮫島克駿騎手と久々のコンビで挑む予定となっています。

ここ2戦の内容をみると、中山金杯13着、小倉大賞典15着と大敗が続いていますが、左回りコースに限って見ると昨年の関が原S1着、中日新聞杯4着と、このメンバーなら十分勝ち負けが見込める実績の持ち主です。

また、5頭が除外対象となっていますが、出走順が13番目ということもあり、除外を気にせず仕上げられる点も強調材料としてあげられ、二桁着順が続いていることもあり、人気もそこまであがってこないであろう点も魅力の一頭と言えそうですね。