【平安S予想2021】左回り適性豊かな実績馬ロードブレス

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今週土曜中京のメインレースは、4歳以上のダートG3・平安Sです。今年はフルゲート16頭に登録20頭と人気のレースとなっています。

ここ2年の勝ち馬がチュウワウィザード、オメガパフュームとハイレベルな馬たちが続いており、今年も注目のレースとなっています。

今年は京都競馬場改修工事の影響を受け左回りの中京コースのダート1900mで開催されます。

注目となりそうなのは、前走のマーチSで1番人気支持ながら落鉄と思わぬ位置取りを強いられ大敗を喫しているルメール騎手騎乗のアメリカンシードです。

この舞台は条件戦の犬山特別で5馬身差圧勝を演じていることもあり、今回は巻き返しなるか注目になりますが、中2ヶ月と間隔が空いていることがマイナスで、これまで1戦して着外だけに、ルメール騎手騎乗で再度上位人気になるようなら、危ない人気馬といえるかもしれません。

今回取り上げたいのは、ダノンバラード産駒の5歳牡馬・ロードブレスです。栗東・奥村厩舎の管理馬で、引き続き幸騎手が騎乗予定となっています。

昨年の日本テレビ盃ではデルマルーヴル相手に2馬身差をつけて勝利しており、左回りコース適性の高さも買い材料の1つとなっています。

年明けの川崎記念ではルメール騎手騎乗もあってか2番人気支持を受けており、カジノフォンテン相手に6着と敗れてはいますが、その後は名古屋大賞典、アンタレスS 3着と善戦は続けており、大崩れは今回もしないものと思われます。

また脚質に自在性があるのも魅力で、先行して粘る競馬、差して追い込む競馬ともに結果を出している点も好材料です。

アメリカンシード以外にもマスターフェンサーといった人気馬の参戦もあるため、単勝も高配当が見込める1頭となりそうです。