JRA鳴尾記念（2021）出走予定馬の予想オッズと過去9年のデータから傾向を分析！

中京競馬の土曜メインは、宝塚記念のステップレース「鳴尾記念」です。2012年より施行時期が12月から6月に変更となり、距離も1800mから2000mへと変更されました。今回は、現在の条件へ変更となった2012年以降の過去9年間のデータをもとに鳴尾記念の傾向を探っていきたいと思います。また、例年阪神競馬場で行われるレースですが、今年は京都競馬場改修工事の影響で開催がスライドしており、中京競馬場での開催となります。一部傾向が当てはまりにくい部分がある点をご了承下さい。

■上位人気はまずまずも、ヒモ荒れ警戒

人気は「1～3番人気」が2勝ずつを挙げており、それぞれの勝率は低めも、勝ち馬は上位で決まりやすい傾向となっています。下位人気を見てみますと「6～9番人気」は3着内が5回と多く、このあたりの人気薄が穴馬選びの基準となりそうです。「1番人気」は現在4年連続で馬券に絡んでいますが、昨年は10番人気の穴が優勝するなど、やはり下位人気の好走が目立ちます。上位の好走率は高めも、ヒモ荒れなどには警戒したほうがよさそうです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠不利・外枠有利」＆脚質はフラットな傾向

コースは中京競馬場の芝2000mを使用。例年阪神で行われているレースですが、今年は中京での開催となります。過去データは阪神競馬場での開催分をまとめてあるため、特に「枠順」と「脚質」については傾向が当てはまりにくい部分がある点をご了承下さい。

枠は「8枠」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数は「7枠」が最多となっています。内外の比較で見ますと、「7・8枠」からは勝ち馬が6頭、「1・2枠」はいずれも連対数が1回のみとなっており、内枠不利・外枠有利の傾向が顕著です。

脚質は「先行」と「差し」が3勝ずつを挙げており、「逃げ」も2勝、「追い込み」も3着内が5頭と極端な脚質の馬も好走しており、どの脚質もまんべんなく好走しています。脚質に関してはフラットな目線で予想したいと思います。

■馬体重の増減が「-9～-4kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-9～-4kg」に注目です。

■「5歳」が好成績

年齢は最多の4勝を挙げ、連対数も最多の「5歳」に注目です。性別は、勝ち馬全てが「牡馬」となっており、牡馬が中心となります。所属は、連対馬全てが「栗東」所属の馬となっており、「栗東」が中心となります。

■前走レースが「中山記念」だった馬に注目

前走レースは「天皇賞春」が3勝を挙げていますが、今年は天皇賞春から来る馬がいないため、次いで勝利数の多い中山記念に注目したいと思います。前走着順は、3着内に入った27頭中18頭が「6着以下」となっており、勝ち馬も7頭と多いです。前走で掲示板外に敗れている馬でも、アタマでの決着も含めて十分な警戒が必要です。

■騎手は「武豊」と「福永祐一」に注目

騎手は2勝を挙げている「武豊」と「福永祐一」の2名の騎手に注目です。

※現役騎手のみを表示しております。