スズカデヴィアス予後不良、中京1Rで左第1指関節脱臼

6日の中京1R(障害3歳以上OP)に出走したスズカデヴィアス(牡10、橋田満厩舎)が、2周目2コーナーで競走を中止した。レース後、左第1指関節脱臼と診断され、安楽死の措置がとられた。

同馬は2014年1月に京都の芝でデビュー。2015年の京都記念で2着、2017年の福島記念で2着に好走するなど、中距離重賞戦線で活躍。2018年の新潟大賞典を5馬人気で制し、重賞挑戦22戦目にして重賞初勝利を果たし、悲願の重賞タイトルを手にした。

その後は、2019年秋から2020年春まで長期に渡って豪州遠征に挑戦するも結果を残せず、帰国後は障害へ転身。今年も初戦から障害を使われ、前走の中京1Rはオープン昇給後4戦目だった。

スズカデヴィアスは父キングカメハメハ、母スズカローランという血統。通算成績は51戦7勝、うち海外6戦0勝、障害5戦1勝。スズカデヴィアス号のご冥福をお祈りします。

参考:JRA