【花のみちS予想2021】クラス好走実績のあるオヌシナニモノ、父譲りの先行力で押し切りなるか?

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今週の注目はなんといっても夏のグランプリレース・宝塚記念になりますが、その1つ前の10レースに組まれている3勝クラスの特別戦・花のみちステークスがフルゲート16頭に登録23頭と大人気のレースとなっています。

過去5年の勝ち馬をみると、2018年にマテラスカイがおり、2着にヴェンジェンスが入っているなど、準オープンレースながらハイレベルな年もあるだけに、今年は果たしてどうなるか、注目したいところです。

興味深いデータとしては、関西圏のレースということもあり関東馬の遠征があまりないレースですが、過去5年のデータでは関東馬が【2-0-0-9】と出走頭数のわりには健闘しており、今年の登録馬の中では、オルクリスト、オーロラテソーロ、ソーラーフレア、デピュティプライムが該当しています。

中でもオーロラテソーロ、ソーラーフレアは実績からも上位人気する可能性が高く、馬券検討にはくわえておきたいところです。

一方で安定感を買いたいのが、カレンブラックヒル産駒のオヌシナニモノです。ここ2戦このクラスで3着、2着と、あと一押しが足りない現状ですが今回こそ勝ち抜けの順番となるか期待が掛かります。

差す競馬もこれまで試してきていますが、思ったほどの伸びがなく、現状は父と同様に先行する競馬が合っているようで、番手につける競馬ができれば崩れないだけに今回も展開がカギとなります。

前々走で2着にもなった松若騎手が今回も騎乗予定で、昨年10月に1勝クラスを卒業した際のパートナーということもあり、この馬にはいいイメージを持って挑めるのではないでしょうか。