【九州スポーツ杯2021予想】様々な距離から集う難解なレース、狙い目は小倉巧者のこの馬

今週から開幕となる小倉競馬の土曜メインレースは、ダート1700mで行われる3歳以上3勝クラスの特別戦・九州スポーツ杯です。

フルゲート16頭に登録19頭と、中距離馬のみならず前走で1200m、1400mを使っている馬も登録してきており、展開面も含め難解なレースとなっています。

今回注目したのは約4ヶ月の休み明けで復帰緒戦となるパイロ産駒のミステリオーソです。栗東・武幸四郎厩舎の管理馬で、今回は浜中騎手とのコンビで挑む予定となっています。

ここ2戦は吉田隼人騎手とのコンビで4コーナー3番手まで押し上げる積極的な競馬で1着、2着と、このクラスは卒業間近というところまで来ています。

また、中央開催でも結果を残している馬ですが、ここ2戦は福島、小倉競馬場で安定していることもあってか、相性のいい小倉競馬場を狙い済ましての参戦と思われるだけに、休み明けで人気を落とすようなら馬券妙味もある1頭です。

小倉競馬場ではこれまで【1-1-0-0】と連を外しておらず、4ヶ月前後の休み明けも【1-0-0-1】と悪くない内容となっています。

ライバルとなりそうな馬をみると、2連勝中でここに挑むスクリーンヒーロー産駒のゴールドパラディンや、休み明け2戦を3着、4着と安定した走りを見せているアルコレーヌあたりが、小倉競馬場を得意としているだけに強敵になりそうです。

相手は強化されますが、小倉巧者で近走レベルを上げてきている馬として、ミステリオーソに注目してみてはいかがでしょうか。