【ステイヤーズS予想2019】格上挑戦エイシンクリック、未知のステイヤー素質開花だ

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今週からは中山競馬が開幕です。開幕を飾る重賞はJRAの最長距離レース「ステイヤーズステークス」です。今年は、最強障害馬オジュウチョウサンも参戦するということで、話題性に関しては例年以上かもしれませんね。

とは言え、そのオジュウチョウンも現在は平地で2戦連続で大敗していますし、期待感の大きかった昨年と比較すると、芝の重賞ではやはり厳しいかという声も最近はよく耳にいたします。さらに、ステイヤーズステークス3連覇を果たしたアルバートも参戦しておりますが、昨年は出走取消で4連覇の夢は達成できず、前走の京都大賞典も約10か月の休み明けで17頭中16着という結果に終わっております。その他の出走馬の近走成績を見てみても、過去2戦で馬券圏内の3着までに入っている馬は1勝クラスのサンシロウ1頭のみとなっております。

3600mの適性があると思って参戦してきた馬ももちろんおりますが、悪く言いえば3600mという距離に唯一の救いを求めてきたような馬たちも多く、未知の可能性にかけてきている馬が多いということで予想も非常に難しい一戦です。

そんな中で注目したいのは、エイシンクリックです。

エイシンクリックは、ルーラーシップ産駒の5歳馬です。ルーラーシップ自体2400mや2500mが得意だった馬で、血統的にも長距離適性は高そうな気配がいたします。母のエイシンサンサンは1200mの小倉3歳Sを制しておりますが、古馬となってルーラーシップ同様に2400mから2500mで結果を残しており、父も母も現役時代は長距離戦で活躍しております。実際、エイシンクリックのこれまでの戦績を見ますと、全3勝のうち2勝は2400mでのもので、長距離適性の高さが垣間見えます。

最後に勝った今年3月の2400mは、長く良い脚を持続させての勝利で、スタミナ面を裏付けるような内容でした。前走は京都芝2400mの2勝クラスで4着と微妙な順位でしたが、馬体もプラス8キロと増えた中での出走でしたし、出遅れた影響も大きいですが前へつけていく際に脚を使いすぎてしまうなど、課題の残る内容でした。今回もう少し馬体が絞れていれば状態面も上がってくるでしょうし、乗り方についても脚の使いどころをより意識すれば好走に繋がってくるでしょう。

実績的な面で見ればここは格上挑戦となりそうですが、上位人気が予想される有力馬達も不安材料を抱えており、信用するには心許ないところがあります。実績面では劣りますが、血統面で高い適性が見込めそうなエイシンクリックは狙ってみると面白いかもしれませんね。

ということで今年のステイヤーズステークスは、格上挑戦のエイシンクリックが未知のステイヤー素質を開花してくれると期待して勝負したいと思います。