【中京記念2022予想】最終週でも“先行力”重視!

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夏の小倉前半の最終週となりますが、開幕週から速い時計が連発されており、今の小倉の馬場は高速化が顕著。週中に降った雨の影響もありそうですが、先週は内が傷んでいても相変わらず時計は速め。今週も引き続き先行力のある馬を注視したいと思います。

となれば狙いたいのは、前走米子S・7着から巻き返しを狙うシャーレイポピーです。先行押し切りの競馬を得意としており、緩い流れの前残りが同馬の好走パターン。前走はハイペースを好位の内から追走して7着になだれ込むだけの競馬でしたが、ゲート内で落鉄した影響が響いてと敗因は明確です。

小倉はスタートから上り坂でテンから速くなることはなさそうですし、ハンデも最軽量の52kgと軽く、高速馬場で利して前々で押し切る競馬を展開できそうな気配十分です。タフな馬場も苦にしないタイプの馬なので、雨の影響で先週よりもタフになっていたとしてもしっかり対応してくれるでしょう。

また、鞍上の福永祐一騎手は同じ小倉1800mで行われた昨年の中京記念で、6番人気のカテドラルを2着に導いた実績もあり、信頼度は高い騎手。

先行力が活きる馬場・コース、軽ハンデ、信頼度の高い福永騎手騎乗という条件から、ここは勝ち負け必至と見て本命視したいと思います。

続いて対抗馬ですが、こちらも先行力を重視して選出。その馬は、前走マイラーズC・3着のファルコニアです。重賞で3度の3着、キャリア全5勝中4勝が1800mと実績はメンバー最上位。

前走のマイラーズCは好位4番手から勝負どころで上がって3着に好走しており、2走前、3走前も阪神マイルを好位から進めて2着、3着と確かな先行力を備えています。近3戦はマイルで好走していますが、ベスト距離である1800mならより信頼度も増すでしょう。

条件や実績を考えれば圧勝してもおかしくはない馬ですが、いかんせん勝ちきれないところがある馬で、個人的にもとくに重賞レースではアタマではなく2・3着に入れて買うことが多い1頭です。安定感があるので軸としては最適な1頭ですが、狙い撃ちなら対抗までと見て、今回も対抗馬として有力視したいと思います。

ということで今年の中京記念は、本命シャーレイポピー、対抗ファルコニアという予想で勝負したいと思います。