【チューリップ賞2023予想】エフフォーリアの半妹が実績馬を撃破し桜切符を狙う

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土曜の阪神メインは桜花賞トライアルの「チューリップ賞」が開催されます。

ここ3年はクラシック直結とは成っていませんが、過去10年の勝ち馬をみると2014年のハープスター、2016年のシンハライト、2017年のソウルスターリング、2018年のラッキーライラック、2019年のダノンファンタジーといったハイレベルな馬たちが勝利しており、今年の勝ち馬がクラシック路線で勝ち負けできるのかどうか注目したいところです。

今年は昨年の2歳女王リバティアイランドを含む阪神JF上位組の参戦がなく、加えて未勝利馬ルカンの登録や1勝馬含めオープン実績がない馬たちが多く参戦を予定しておりレースレベルは未知数となっています。

実績馬では札幌2歳S覇者のドゥーラ、こぶし賞で逃げ切り勝ちをおさめたモズメイメイ、新潟2歳S・フェアリーSで重賞2勝しているキタウイングが参戦予定ですが、今回は一発で権利取りを狙う良血馬ペリファーニアに注目しました。

先日引退し種牡馬入りが決まったエフフォーリアを兄に持つ良血馬で、管理するのも美浦・鹿戸厩舎、騎乗するのもエフフォーリアの主戦だった横山武史騎手、さらにオーナーもキャロットファームと、エフフォーリアの再来なるか期待が高まる1頭です。

父がモーリスに替わったこともあり、やや晩成な可能性もありますが、1戦1勝で桜花賞の権利取りのために遠征する陣営には今年のメンバーなら勝算、もしくは最低でも3着以内なら拾えるという目算がありそうで、人気を背負う可能性が高い血統背景の持ち主ではありますが、注目したいところです。