前走、葉牡丹賞ではレイデオロに完敗はしたものの、3着馬アサギリジョーには3馬身差以上の差をつけた。勝ったレイデオロはその後、ホープフルSで快勝を決めた馬。前走は相手が悪かったが、コマノインパルスもそんなに能力が低いわけではない。

これからどんどん力を増していくはず。バゴ産駒なので仕上がりは早く、やや早熟傾向にあるので、早いうちに稼いでおきたい事情もある。クラシックで活躍が見込めるのが、5月位まで。コマノインパルスはこのメンバーに入ると能力上位だが、レイデオロクラスの馬が集まるクラシックの本番では苦戦はある程度覚悟しなければいけない。

今回の京成杯はメンバー的にも重賞制覇の大チャンス。ここで勝ち負けを演じないと今後が厳しくなってくる。そうならない為にも、しっかりとここは好勝負に持ち込みたい。気性的に難しさはない馬だけに、ここも無難に乗りこなしてくれそうだ。どうしても気難しい馬は主戦騎手とでもいきなり折り合いを欠く事がある。コマノインパルスは折り合いに関しては心配がないので2000mでもしっかりと好勝負を演じる事が出来るだろう。主演男優賞候補の今回は、何としてでも先頭でゴールインする！！