土曜の京都10レースに組まれているのは芝1600mで行われる3歳牝馬リステッドのエルフィンステークスです。
過去5年の勝ち馬をみると2020年のデアリングタクトは後に無敗の三冠牝馬となり、昨年のライトバックは桜花賞、オークスで3着に善戦するなど注目の出世レースとなっています。
中京競馬場開催だった2021年から2023年を含む過去5年のデータでは、前走でオープンクラスを走っていた馬が1勝、2着4回と勝ちきれない傾向にあります。
ただ、唯一の勝利が昨年アルテミスステークス4着から参戦したライトバックによるものということで、レース傾向は変わってきているかもしれません。
また、前走着順も重要なレースで6着以下の馬は2着2回が最高となっており勝ち星がありません。
今年はアルテミスステークスで1番人気6着に敗れたブラックタイド産駒のカムニャックが引き続き川田騎手確保で上位人気想定となっていますが、危険な人気馬となるかもしれません。
また、前走で紅梅ステークス7着敗退のルーラーシップ産駒のフェルシナや、母に府中牝馬ステークス勝ち馬のスカーレットカラーをもつアメリカンファラオ産駒のラージギャラリーも前走シンザン記念8着からの参戦で厳しい競馬となりそうです。