アポロケンタッキー引退、種牡馬へ

2016年の東京大賞典(G1、大井)や、みやこS(G3、京都)などを制したアポロケンタッキー(牡7)が、27日付けで競走馬登録を抹消し、現役を引退したことが明らかになった。同日、JRAが公式ホームページで発表した。今後は北海道日高郡新ひだか町のへいはた牧場で種牡馬となる予定。

アポロケンタッキーは2014年に京都の芝でデビュー。4戦目でダートへ転身し、ダート2戦目で未勝利戦を快勝。以降はダートに主戦場を移した。重賞初挑戦となった2016年のシリウスSで3着に健闘すると、同年のみやこSを優勝し重賞初制覇を達成。その後も同年の東京大賞典を制すなどし、ダートの中距離戦線で活躍した。2017年の日本テレビ盃を勝利してからは勝ち星に恵まれなかったが、今年は船橋競馬場のダイオライト記念(2着)やかしわ記念(3着)など船橋競馬を中心に活躍した。先週23日に船橋競馬場で行われた日本テレビ盃(8着)がラストランとなった。

アポロケンタッキーは父Langfuhr、母Dixiana Delight、母父Gone Westという血統。通算成績37戦9勝(うち地方16戦2勝)。アポロケンタッキー号、お疲れさまでした。