2017年生まれの戦い、いよいよ始まる

記事「2017年生まれの戦い、いよいよ始まる」のサムネイル画像

中央競馬では桜花賞、皐月賞と牡馬牝馬それぞれのクラシック第一戦が終わり、優駿牝馬、東京優駿へ向けたトライアルが続きます。競馬の1年のサイクルはダービーからダービーまでとも言われ、中央での2歳馬のメイクデビューはダービーの翌週から始まりますが、北の大地では一足先に2017年生まれの世代の戦いが始まろうとしています。

4月17日(水)には2歳新馬戦「JRA認定スーパーフレッシュチャレンジ競走」がホッカイドウ競馬で開幕します。ゲート内の駐立やスタートダッシュ、800m57秒の制限タイムなど競走能力のテスト、発走調教審査を済ませた若駒たちがデビューしていきます。昨年もナイママが道営から中央へ移籍し、その後勝利はないものの重賞戦線を戦い皐月賞出走までこぎつけました。過去の出世株と言えばコスモバルクなどもおり、ダイヤの原石が紛れている可能性もありえます。

初戦となる4月17日(水)には中央でもおなじみのコパノリチャード産駒バブリーダッシュや、半弟サートゥルナーリアの活躍で注目の集まる新種牡馬エピファネイア産駒アイズオンユー、日本へ移籍したエスケンデレヤの初年度産駒となるエリタダスなどがお目見えします。

地方からの大物と言えば平成の競馬ブームの立役者と言っても過言ではないオグリキャップや、同じ笠松から安藤勝己騎手が中央移籍前に名を売るキッカケともなったライデンリーダー、そして岩手の雄メイセイオペラなどが過去にはいました。地方競馬のレベルアップは日本競馬全体のレベルアップにも繋がるだけに今後も期待していきたいところ。

POGに参加される方などは高いアンテナを張り巡らせているかと思いますが、地方馬の動向にもご注目してみてください。