【アメリカジョッキークラブカップ2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

記事「【アメリカジョッキークラブカップ2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ」のサムネイル画像

中山競馬の締めくくりとなる重賞「アメリカJCC(AJCC)」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

チャックネイト(セ6、堀宣行厩舎)

1/17(水)美浦・W(良)6F82.8-5F66.5-4F51.7-3F36.7-1F11.6(馬なり)

美浦のWコースで2頭併せ。3歳1勝クラスの僚馬サトノオラシオンを1馬身先行させ、前半は後ろで脚を溜めて追走。4コーナーで内から差を詰めて並びかけると、直線は強めに追われた相手を内から長く良い脚を使って伸びて楽々と1馬身先着しました。1週前はR.キング騎手を背にWコースで2頭併せを行い、7F80.4-1F11.3の好時計をマークして1馬身先着。全体時計は自己ベスト更新で、スピードを落とさずしまいも11.3でまとめる好内容の追い切りを消化しました。秋2戦使われて、しっかりと良化気配を感じさせてくれています。

クロミナンス(牡7、尾関知人厩舎)

1/17(水)美浦・W(良)5F65.6-4F50.5-3F36.3-1F11.4(馬なり)

美浦のWコースで単走。前半から行きっぷりよく進め、4コーナーを手応え良くまわって直線仕掛けられると、ラスト1F11.4の切れ味を披露してゴール。頭高めの走法ですがそれはいつものことで、弾むようなフットワークでしまいは楽に11.4の好時計をマークと気配は良好です。1週前はWコースで2頭併せを行い、7F82.4-1F11.4をマークして先着。普段から調教では時計を出してくるタイプで、今回も時計・動きともに申し分ありません。もともと中山金杯に登録していたこともあり、早い段階から絶好のデキに仕上がっていたと見てよさそうです。

マイネルウィルトス(牡8、宮徹厩舎)

1/17(水)栗東・坂路(良)4F53.0-3F38.4-2F24.5-1F12.1(馬なり)

栗東坂路で単走。前半はゆったりと折り合って脚を溜め、しまい重点に追われてラスト1Fは12.1をマークしてゴール。1週前は坂路を単走で追われ、4F51.8-1F12.5をマーク。坂路主体の調整はいつも通りですが、普段速い時計を出すことのないこの馬が活気十分な動きを見せて自己ベストを更新と、上々の前進気勢を感じさせてくれています。昨年は夏からやや調子を落としていましたが、近2戦の内容は良くレース毎にパフォーマンスを上げてきています。今の充実ぶりなら期待十分でしょう。