【アーリントンカップ予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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3歳マイル重賞「アーリントンカップ」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

キングエルメス(牡3、矢作芳人厩舎)

4/13(水)栗東・坂路(良)4F53.6-4F38.9-2F25.3-1F12.7(馬なり)

栗東坂路で2頭併せ。僚馬グローレジェンドを2馬身追走し、終始馬なりのまま登坂し、半馬身先着しました。最終は調整程度の軽め内容でしたが、1週前は坂井瑠星騎手を背に坂路で一杯に追われ、4F52.8-1F11.8の好時計をマークして併せた古馬のサトノディーバにもしっかり先着。3週前も坂路で4F52.2-1F12.1の好時計をマークと、先週までにしっかりとやって仕上げられています。骨折での休養明けとなりますが、調教の動きからして怪我の影響は少なそうです。本番のNHKマイルCに照準を合わせて更に仕上げていくと思われますが、いきなりでも好走を期待できそうな気配です。

ディオ(牡3、辻野泰之厩舎)

4/13(水)栗東・坂路(良)4F55.7-4F40.3-2F26.4-1F12.9(馬なり)

栗東坂路で単走。終始馬なりの軽めの内容でしたが、中3週で1週前にはしっかり追っており、力は出せる状態にすでに仕上がっている印象です。その1週前は坂路で4F52.8-1F12.3の好時計をマークして自己ベストを更新。前走の時点でもある程度仕上がっていましたが、重賞を使われてスイッチが入ったか、良化度合いを増してきました。前走後のダメージも全く感じられず、結果を出しているコースへの替わりと距離短縮となる今回は、さらにパフォーマンスを上げてきそうです。

ジュンブロッサム(牡3、友道康夫厩舎)

4/13(水)栗東・CW(良)6F82.4-5F66.5ー4F51.9-3F37.0-1F11.7(馬なり)

栗東CWコースで単走。今年で3戦目と適度な間隔が使われているので、馬なりでサラッと流す程度と軽めでしたが、ラスト1Fは11.7と終いはしっかり伸びてゴール。もともと気持ちが入りやすいタイプということなので、テンションを上げ過ぎないような追い切りがほとんどですが、中間は坂路で自己ベストを更新し、最終も前走以上の時計をマークと好調ぶりが伝わります。目立って良い時計と動きというわけではないものの、万全を印象付ける静かな追い切りを消化しており、好調ぶりがにじみ出ています。