【朝日杯フューチュリティステークス予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

記事「【朝日杯フューチュリティステークス予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?」のサムネイル画像

2歳マイル王決定戦「朝日杯フューチュリティステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ドルチェモア(牡2、須貝尚介厩舎)

12/14(水)栗東・坂路(良)4F51.7ー3F38.0-2F25.1-1F12.6(馬なり)

坂井瑠星騎手を背に栗東坂路で単走。終始馬なりの軽めの内容でしたが、脚取りは強く、全体時計は自己ベストに0秒2迫る好時計をマークしてゴール。1週前には坂井騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F81.4-1F11.4の好時計をマークし、古馬1勝の併せ馬を2馬身突き放して先着。直線ビッシリと追われる内容で、5Fは自己ベストを2秒も更新し、しまいもラスト1F11秒4の猛時計、ラスト2Fのラップも11秒3-11秒4と絶好の伸びを見せました。1週前が実質的な最終追いでしたが、最終も調整程度ながら良い息遣いで好時計をマークしており、万全の態勢を整えている印象です。

オールパルフェ(牡2、和田雄二厩舎)

12/14(水)美浦・南W(やや重)6F85.0-5F69.5ー4F54.4-3F39.5-1F12.0(馬なり)

大野拓弥騎手を背に美浦の南Wで単走。外ラチ沿いをゆったりと進めると、直線は軽く促されるとラスト1F12秒0の脚で伸びてゴール。これまで最終追いは速い時計を出してきましたが、今回は比較的控えめに追われました。速い時計を出したのは1週前で、大野騎手を背に南Wで2頭併せを行い、6F82.5-1F11.9をマークし古馬1勝の併走馬に2馬身差をつけて先着。輸送を考慮してということもありそうですが、折り合いに専念した最終追いから、逃げずに好位から運ぶイメージでも良い競馬が出来そうな気配を感じさせてくれたのは好感が持てます。前走は輸送後も馬体は減っておらず、阪神への遠征をすでに克服している点も好材料で、今回も好状態で臨めそうです。

エンファサイズ(牡2、四位洋文旧厩舎)

12/14(水)栗東・CW(良)4F51.3-3F36.2-1F11.3(馬なり)

藤岡康太騎手を背に栗東CWコースで単走。序盤はゆったりと入ると、直線で一気にギアを上げてしまいは2F11秒5-11秒3の好ラップをマークしてゴール。前向きな面を少し出しながらも、手応えには余裕があり、直線もスピードをしっかり持続させることが出来ています。1週前は藤岡騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、6F81.0-1F11.7の好時計をマークして併入。3頭併せを最後方から追走するかたちで進め、直線は手前を替えたあとも完歩が大きく弾むようなフットワークで伸びて、最後まで脚色を保って併入に持ち込む好内容の追い切りを消化しました。デビュー時の追い切りやデビュー戦よりも動きの質が向上している印象で、パフォーマンスを上げてきそうな気配十分です。