【フローラステークス予想2024】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

オークスへの優先出走権が与えられる「サンケイスポーツ賞フローラS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

アドマイヤベル（牝3、加藤征弘厩舎）

4/17（水）美浦・W（良）5F69.6－4F54.4－3F40.0－1F12.6（馬なり）

美浦のWコースで単走。終始馬なりで、しまいも流す程度の軽めの内容でしたが、1週前にはビッシリ追われているので問題はなし。その1週前は横山武史騎手を背にWコースで追われ、一杯に追われて5F66.2-1F11.4の好時計をマークし、自己ベストを更新してゴールしました。道中のラップはキレイで、しまいは11秒4と過去最速の1Fをマーク。過去一番で強い負荷がかけられた形ですが、体質が強くなってきた証拠でしょう。馬体に張りが出てきており、仕上がりは絶好と見て良さそうです。

バロネッサ（牝3、田中博康厩舎）

4/18（木）美浦・W（良）5F65.4－1F11.1（馬なり）

津村明秀騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬アイベラを追走し、道中は控えて折り合いに専念。直線は内から並びかけていき、ラスト1F11秒1の強烈な末脚で伸びて半馬身先着してゴールしました。1週前も津村騎手を背にWコースで3頭併せを行い、3頭併せの真ん中から追われて1頭と併入、1頭に1馬身先着しました。時計は6F80.0-4F50.1-1F11.1という圧巻の好タイムで、自己ベストを更新。併せ馬を交えて先週は序盤から良いペースでしまいもしっかり追われて時計を出し、最終もしまい重点に追われて2週連続で11秒台前半の好時計をマークしてきました。万全の態勢を整えてきていると見て良いでしょう。

メアヴィア（牝3、金成貴史厩舎）

4/17（水）美浦・W（良）4F51.7－3F36.6－1F11.2（馬なり）

美浦のWコースで2頭併せ。道中は僚馬を行かせて控えて脚を溜め、直線は内から鋭く反応してラスト1F11.2の脚で伸びて併入しました。1週前は田辺裕信騎手を背にWコースで追われ、5F67.4-1F11.7をマーク。道中のラップはキレイで、ラスト2Fは11.9-11.7の加速ラップでまとめてと、時計は優秀です。これまで坂路を主体に追われてきた馬でしたが、Wでもしっかり追われて好時計をマークと、スピードを意識した内容の追い切りを消化してきました。レースでは遊ぶところも見られまだ若さがありますが、追い切りでは集中できており、自分の走りに集中できれば高いパフォーマンスを発揮してくれる1頭です。