【JRA天皇賞春2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

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長距離最強を決める上半期の大一番「天皇賞(春)」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回は人気が予想される有力馬3頭の1週前追い切りを取り上げましたので、予想の際にお役立てください。

ドゥレッツァ(牡4、尾関知人厩舎)

4/17(水)栗東・CW(良)6F81.6-5F66.4-4F51.5-2F22.7-1F11.2(馬なり)

戸崎圭太騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬レッドアヴァンティを3馬身先行させ、道中は相手が加速ラップで差を広げていく中でも落ち着いて後ろで折り合って追走。序盤から徐々に差は広がっていましたが、4コーナーから差を詰めていき、ラスト1Fは11秒2の驚異的な伸びで並びかけて併入しました。道中は相手がジワジワと加速していく中でもしっかりと我慢させ、動いてほしいところで鋭く反応して11秒2の好時計をマークと好内容の追い切りを消化。栗東滞在は今回が初めてですが、13日には6F89.2-1F11.9と初時計ながらしまいは軽快に伸びており、調整過程は順調そのものと言って良いでしょう。

テーオーロイヤル(牡6、岡田稲男厩舎)

4/17(水)栗東・CW(良)7F96.8-6F80.3-5F65.1-4F50.4-3F36.4-1F11.5(馬なり)

菱田裕二騎手を背に栗東CWコースで単走。長めからしっかりとしか加速ラップをマークしながら追走し、しまいしっかり追われると、ラスト1Fは11秒5と久々にこの馬らしい鋭い末脚を披露。雨で重くなったタフな馬場でしたが、力強いフットワークで駆け抜けて負荷がかけられました。2週前も菱田騎手を背にCWで追われ、6F86.8-1F12.1と軽めの追い切りを消化。前走の阪神大賞典は重い馬場を上がり最速の脚で抜け出すタフな競馬でしたが、ダメージは全く見られません。前走よりも着実に状態は上がっており、これまで以上のパフォーマンスも期待できそうです。

サヴォーナ(牡4、中竹和也厩舎)

4/17(水)栗東・CW(良)6F83.8-3F37.1-1F11.3(強め)

栗東CWコースで2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬アランヴェリテを2馬身追走し、4コーナーで一気に捉えると、直線は内からラスト1F11秒3の脚で突き放して4馬身差で圧倒しました。前走の阪神大賞典時も追い切りでは好時計をマークして順調ぶりをアピールしていましたが、当日のタフな馬場に泣かされたかたち。前走同様馬場が渋ると評価は落ちますが、良馬場なら反撃は可能でしょう。引き続き状態面は良好で、力は出せる状態にあるので、馬場の条件さえ整えば勝ち負けでしょう。