【函館記念2020予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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サマー2000シリーズ第2弾、そして函館競馬のラストを飾る重賞「函館記念」へ向けて、各馬が最終追いきりを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

トーラスジェミニ(牡4、小桧山悟厩舎)

7/15(水)函館・W(良)5F68.7-4F53.4-3F38.4-1F12.4(一杯)

山田敬士騎手を背に函館のWコースで単走(レースは木幡育也騎手が騎乗)。序盤はゆったりと入り、ゴール前は鞭も入って一杯に追われてラスト1Fは12.4と鋭く伸びた。しまい重点の内容でラストの反応と動きは上々。中1週でも意欲的な強めの追い切りを消化できており、馬もそれにしっかり応えることが出来ており、状態の良さがうかがえる。状態は万全と言えよう。

マイネルファンロン(牡5、手塚貴久厩舎)

7/15(水)函館・W(良)5F70.2-4F55.1-3F40.8-1F12.8(馬なり)

丹内祐次騎手を背に函館のWコースで単走。馬場の外ラチ沿いを通り、直線は軽く気合いを付けられると素軽い脚さばきで駆け抜けラスト1Fは12.8をマーク。馬なりでもキビキビとしたフットワークを見せており、好調を印象付けた。1週前は美浦のWコースを馬なりで4F52.1-1F12.3をマークしており、余力を持ったままでもしっかり伸びた。馬体減りも見られず、良いデキで臨めそうだ。

ベストアプローチ(セ6、小島茂之厩舎)

7/15(水)函館・ダート(やや重)4F55.9-3F40.1-1F12.1(強め)

横山武史騎手を背に函館ダートを単走。序盤は馬なりでゆったりと入り、馬場の外目を駆け抜け直線で強めに追われるとラスト1Fは12.1と鋭く伸びた。脚を力強く掻き込む形でフットワークは力強く、ブレの少ない良い動き。約2年以上ぶりのレースだった前走は6着に敗れたが、見せ場は作れており、今回はひと叩きされた上積みも期待できそうだ。