【京阪杯2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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今年最後の芝スプリント重賞「京阪杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

タイセイビジョン(牡4、厩舎)

11/23(水)栗東・CW(良)4F49.3-3F36.2-1F12.0(馬なり)

栗東CWコースで単走。雨で馬場状態が悪化する中でも豪快なストライドで伸びていき、全体時計は50秒を切る好時計で、ラスト1Fも12秒0でまとめる好内容の追い切りを消化。行きっぷりは良く、この馬場でこの時計なら申し分ないでしょう。1週前のCWコースでも一杯に追われて4F49.8-1F11.5と、ここでも全体は50秒を切る好時計でしまいも11秒台をマーク。今回は3本のみと本数自体は少ないですが、3本全てが4F49秒台という優秀ぶり。折り合いもスムーズでしまいの反応と伸びも鋭く、ここまで順調そのものです。デキに関しては言うことなしでしょう。

テイエムスパーダ(牝3、五十嵐忠厩舎)

11/23(水)栗東・坂路(良)4F50.2-3F36.5-2F23.8-1F12.1(馬なり)

今村聖奈騎手を背に栗東坂路で単走。馬なり中心で鞍上が感触を確かめる程度といった軽めの内容でしたが、4F50秒2は自己ベストを更新する絶好の時計で、馬のフットワークもリズムよく前進気勢にあふれる走りで、気配落ちはみられません。1週前はCWコースで一杯に追われ、6F79.1-1F11.8と全体は80秒を切る好時計で、しまいもしっかり11秒でまとめています。約2ヶ月の休み明けとなりますが、休みを取ってしっかり疲れが抜けた印象で、本来の力を出せる状態に戻ってきたという印象です。また、前走はブリンカーが効きすぎていたということで今回は外す予定。本領発揮が期待できそうです。

ジュビリーヘッド(牡5、安田隆行厩舎)

11/23(水)栗東・坂路(良)4F54.4-3F39.3-2F24.9-1F12.1(馬なり)

栗東坂路で単走。前半ゆったりと進め、しまい重点に追われると抜群の行きっぷりで加速し、ラスト1F12.1をマーク。1週前は坂路で2頭併せを行い、一杯に追われた古馬オープンのダノンスプレンダーに追走併入しました。びっしりと強めに追われ、4F51.7-1F12.1の時計も自己ベストに近い数字です。4日に帰厩してから1週目で、坂路を馬なり余力で4F51.3 -1F12.2と早い段階から好時計を出しており、好調ぶりがうかがえます。順調な臨戦過程を踏んでおり、好仕上がりでレースに臨めそうです。