【京成杯2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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明け3歳の中距離重賞「京成杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

セブンマジシャン(牡3、高野友和厩舎)

1/11(水)栗東・坂路(良)4F54.3-3F39.1-2F25.2-1F12.5(馬なり)

C.ルメール騎手を背に栗東坂路で単走。終始馬なりで鞍上が感触を確かめる程度の内容でしたが、ラスト2Fは12秒7-12秒5の好ラップでまとめてゴール。前走のホープフルSはスローペースで引っかかるなど折り合い面の課題がありましたが、今回はハミをリングビットに変更し、ルメール騎手も終始手綱を持ったままでコントロールを意識した追い切りを消化したのは好感が持てます。無理はせずに自分のペースで走ってしまいは好ラップで伸びているので、馬具の効果で良化してくる可能性も高そうです。前走から間隔が詰まっていますが、疲れやデキ落ちは感じられず、高いレベルで好調をキープしていると見て良いでしょう。

ソールオリエンス(牡3、手塚貴久厩舎)

1/11(水)美浦・南W(良)5F69.9-4F54.8-3F39.6-1F11.4(馬なり)

横山武史騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。6歳オープンの僚馬インターミッションを2馬身追走し、馬なりのまま加速していきラスト1Fは11秒4の切れ味で伸びて半馬身先着しました。序盤はゆったりと折り合い、直線は良い反応と瞬発力を見せてあっさり先着しており、好気配を見せています。終始馬なりでしたが、時計以上にスピード感があり、道中もしっかり折り合いうまく立ち回ってと、中山の舞台に合いそうな走りでした。1週前は南Wで2頭併せを行い、6F83.5-1F11.6の好時計をマークし、強めに追われた古馬2勝のヴァーンフリートにあっさり先着。全体時計は自己ベスト更新で、しまいも11秒6と鋭い脚を見せています。時計・内容ともに文句なしの追い切りを消化しており、万全の仕上がりを印象付けています。

シルヴァーデューク(牡3、西村真幸厩舎)

1/11(水)栗東・坂路(良)4F56.1-3F39.9-2F25.3-1F12.1(一杯)

栗東坂路で単走。序盤はゆったりと入り、徐々にスピードを増していくとラスト1Fは鞍上の仕掛けに鋭く反応して一杯に追われ、12秒1をマーク。全体時計は平凡でしたが、しまい重点に追われる内容でしたし、最後は良い反応と鋭さを見せています。1週前はCWコースで3頭併せを行い、一杯に追われて6F83.6-1F11.7の好時計をマークして最先着を果たしました。中間の乗り込み量も豊富で3週連続で一杯に追われてと、みっちり負荷をかけて動きの良さを感じさせています。落ち着きの中にもほどよく気合いが乗り、順調な仕上がりをアピールしています。