【マーメイドステークス2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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牝馬のハンデG3「マーメイドS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ストーリア(牝4、杉山晴紀厩舎)

6/14(水)栗東・坂路(良)4F52.3-3F38.3-2F24.8-1F12.0(馬なり)

栗東坂路で単走。1週前にびっしり追われた分最終追いは軽めでしたが、馬なりながら楽に全体時計の自己ベストを更新。反応と伸びも優秀で、外ラチ沿いをブレのないフットワークで真っ直ぐに登坂出来ていました。1週前は坂井瑠星騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、7F99.6―1F11.1の好時計をマークし、併せた古馬1勝クラスの僚馬プラ―ヴィをあっさり交わして先着。気性面の難しさからムラ駆け傾向がある馬ですが、追い切りではしっかり折り合って落ち着いた走りを見せており、騎手とのコンタクトは良好に見えます。もともと能力自体は高い馬ですし、状態自体が良好なら無視はできない1頭です。

ウインマイティー(牝6、西園正都厩舎)

6/14(水)栗東・CW(良)6F81.7-5F66.3-4F52.1-3F36.8-1F10.9(一杯)

栗東CWコースで単走。ゆったりと入り、しまいだけ伸ばすしまい重点の内容。序盤は1F14~15秒のラップを刻んでいくと、ラスト2Fでエンジンがかかりそこからは促されてラスト1Fは10秒9の猛時計をマークしてゴールしました。1週前もCWを単走で追われ、6F79.5―4F49.8―1F11.2と時計を出しており、負荷がかけられています。攻め動くタイプの馬なので好時計自体は珍しくありませんが、もともと追い切りはポリトラックコースを主体としていた馬。転厩後は負荷のかかるウッドチップでしっかり追われており、このあたりの調整の変化がどう影響するかが楽しみです。

ゴールドエクリプス(牝4、大久保龍厩舎)

6/14(水)栗東・坂路(良)4F52.7-3F37.8-2F24.5-1F12.0(馬なり)

栗東坂路で単走。終始馬なりで調整程度の内容でしたが、軽快なフットワークで前走時以上の時計を楽にマーク。今年に入ってからはコンスタントに使われているので強めの不可はもう必要なく、今の好状態をどこまでキープできるかといった様子です。それでも1週前はラスト一杯に追われて坂路で4F52.8―1F12.0と、こちらもしっかり前走時を上回る時計をマークしてきています。2勝クラスを2着、1着とレースのパフォーマンスも上がって順調に昇級。9ヶ月の休み明けを使われてから着実に力を付けてきています。斤量も51kgと一気に軽くなるここは、さらにパフォーマンスを上げてくる可能性が高そうです。