【ユニコーンステークス2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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3歳馬ダート重賞「ユニコーンS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ペリエール(牡3、黒岩陽一厩舎)

6/14(水)美浦・南W(良)6F82.1-5F66.5-4F51.6-3F36.9-1F11.5(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬セブンフォールドを2馬身追走し、道中は馬なりのままスムーズに折り合って脚を溜めることに専念。4コーナーで内からジワジワと差を詰めると、直線は促されてラスト1F11秒5の脚で取り付いてクビ差先着しました。1週前は南Wで2頭併せを行い、古馬1勝クラスの僚馬サファルを追走し、6F83.3-1F12.0をマークして併入。1週前の時点で追い切り7本目と入念に乗り込まれてきており、最終追い切りは馬なりながら全体時計の自己ベストを更新と、ここまでの調整過程は順調そのものです。ドバイから帰国後は放牧でしっかり体重も戻してきたようで、重苦しさも感じられません。久々の国内レースで、巻き返しが期待されます。

グレートサンドシー(牡3、中内田充厩舎)

6/14(水)栗東・CW(良)6F84.3-5F67.3-4F52.3-3F37.2-1F11.5(馬なり)

栗東CWコースを単走。最終調整は長めからゆったり入ってしまいだけ伸ばすしまい重点の内容。4Fあたりから徐々にピッチを上げていき、好ラップを刻みながらラストは11秒5でまとめてと、最終調整をしっかり終えてきたという印象です。1週前は川田将雅騎手を背にCWコースで一杯に追われ、5F70.5-1F11.0をマーク。全体時計は平凡ですが、直線ラストで鋭い決め手を見せてきました。ここまでのキャリア3走は全て上がり36秒台を出しており、不発なき末脚が魅力の1頭。距離が延びるここでも落ち着いたレース運びで脚を溜めることが出来れば、最後は見せ場を作ってくれそうです。

オマツリオトコ(牡3、伊藤圭三厩舎)

6/14(水)美浦・南W(良)6F80.6-5F64.7-4F50.7-3F36.9-1F11.5(馬なり)

美浦の南Wで3頭併せ。3歳1勝クラスの僚馬ピッチパーフェクトを5馬身、3歳未勝利のタイセイドルチェを2馬身半追走。道中のラップもスムーズでしっかり折り合って追走できており、直線も外からラスト1F11秒5の脚で2頭を交わしてタイセイドルチェと併入、ピッチパーフェクトに4馬身先着しました。1週前は南Wで2頭併せを行い、6F83.0-1F11.9をマークし、先行してそのまま半馬身先着しました。先週は後ろに馬を置いて、最終は2頭を見ながらと違うパターンの追い切りながらもしっかり最先着を果たしており、時計も3週連続でしまいは11秒台をマークと、絶好の動きと時計です。万全の態勢を整えてきていると見て間違いないでしょう。