【新潟大賞典2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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新潟の名物ハンデ重賞「新潟大賞典」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

レーベンスティール(牡4、田中博康厩舎)

5/1(水)美浦・W(重)6F82.3-5F66.9-4F52.2-3F37.4-1F11.3(馬なり)

美浦のWコースで3頭併せ。3歳未勝利の僚馬ルージュアベリアと3歳未勝利のソプラニスタを先行させ、道中は最後方で折り合いに専念して追走。4コーナーで徐々に差を詰めていき、直線は最内からラスト1F11秒3のキレ味を見せて併入しました。1週前は津村明秀騎手を背にWコースで2頭併せを行い、6F82.2-1F11.1をマークして古馬オープンの僚馬と併入。先週・最終とラップはキレイで、後方から併せ馬をしっかり捉えて、11秒台前半を楽にマークして併入に持ち込んでと、好内容の追い切りを消化しています。約5ヶ月ぶりの実戦で海外遠征明けと状態面の懸念がありましたが、この1ヶ月順調に乗り込まれており、好状態を印象付けています。

キングズパレス(牡5、戸田博文厩舎)

5/1(水)美浦・W(重)5F71.3-4F55.1-3F39.1-1F11.5(馬なり)

美浦のWコースで2頭併せ。併せた相手が内からジワジワと差をつめて、直線は先に抜け出した相手を追いかけるかたちでラスト1F11秒5の脚で伸びるも、半馬身遅れてゴールしました。相手には遅れましたが、一杯に追われた相手を無理に追わず、調整程度にとどめたかたち。1週前は松岡正海騎手を背にWコースで2頭併せを行い、7F82.7―1F11.1をマークして併入。先週・最終としまい重点に追われていずれも11秒台をマークと、現状でしまいの脚はしっかりと支える状態には整えられていると見て良さそうです。先週の時点であらかた態勢は整っており、高いレベルで好調をキープできている印象です。

マイネルクリソーラ(牡5、手塚貴久厩舎)

5/1(水)美浦・W(重)6F84.1-5F68.0-4F53.0-3F38.3-1F11.5(馬なり)

美浦のWコースで2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬ヤングローゼスを3馬身半先行させ、道中はリズムを重視しながら脚をためて追走。直線は楽々と馬体を並べていき、ラスト1Fは11秒1の鋭い脚で伸びて併入しました。1週前は丹内祐次騎手を背にWコースで3頭併せを行い、6F82.7-1F11.1をマークして1頭と併入、もう1頭に先着しました。転厩初戦ということで攻め込んだ内容ではありませんが、しまいの反応と伸びは鋭く、力は出せる状態には仕上げられていると見て良さそうです。