【クイーンカップ2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

記事「【クイーンカップ2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ」のサムネイル画像

3歳牝馬のマイルG3「デイリー杯クイーンC」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

サフィラ(牝3、池添学厩舎)

2/7(水)栗東・坂路(重)4F55.3-3F40.8-2F26.9-1F13.0(馬なり)

栗東坂路で単走。弾むような軽快なフットワークで馬場の真ん中を駆け上がり、ラスト1Fは流して13.0をマークしてゴールしました。1週前は松山弘平騎手を背に坂路で追われ、4F54.5-1F11.9をマーク。1週前はしまいで抜群のキレを見せ、最終追いはかなり軽めでした。ただ、前走の阪神JFでは追い切りでやり過ぎてテンションが上がってしまい、本番は最後の反応がイマイチでした。今回はその教訓と輸送も考慮して、最終追いは軽め。気配自体は良好なので、慎重に調整が進められた今回は前走以上の走りが期待出来そうです。

アルセナール(牝3、木村哲也厩舎)

2/7(水)美浦・W(やや重)6F83.5-5F68.1-4F53.5-3F38.7-1F11.6(馬なり)

美浦のWコースで3頭併せ。3歳未勝利の僚馬フランクエフェクトを先行させ、3歳1勝クラスのルージュサリナスを後ろに置いて道中は真ん中で折り合いに専念。直線は序盤で横一線に並ぶと、ラスト1F11.6の脚でしぶとく伸びて併入しました。1週前はWコースで2頭併せを行い、7F96.8-1F11.9の好時計をマークして併入。約3ヶ月の休み明けとなりますが、しまいの脚を確実に使えており、初戦よりも着実に良化してきた印象を受けます。

サクセスカラー(牝3、久保田貴厩舎)

2/7(水)美浦・W(やや重)6F85.6-5F69.5-4F54.2-3F38.6-1F11.9(馬なり)

田辺裕信騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬フィクストスターを先行させ、4コーナーを大きく外まわって取り付くと、直線はジワジワと差を詰めてラスト1Fは11.9をマークして併入。デビュー時の追い切りでもよく動いていましたが、今回も終始手綱を押さえたままながら高い前進気勢で自ら動いていく積極的な競馬を見せてくれました。1週前も田辺騎手を背にWコースで併せ馬を行い、5F69.9-1F12.1をマークして併入。レース間隔がそこまで空いていない中でこの時計と動きなら好調と見て間違いなさそうです。