【ラジオNIKKEI賞2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

記事「【ラジオNIKKEI賞2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?」のサムネイル画像

3歳馬限定のハンデG3「ラジオNIKKEI賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ソネットフレーズ(牝3、手塚貴久厩舎)

6/29(水)美浦・南W(良)6F84.5-5F68.4-4F52.7-3F37.6-1F11.3(強め)

嶋田純次騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ(レースは津村明秀騎手が騎乗)。僚馬フロムナウオンを2馬身後ろに置いて折り合いに専念し、直線は序盤で一旦は内から伸びた相手に交わされるも、騎手の合図に鋭く反応してラスト1F11.3の伸び脚で交わして半馬身先着しました。1週前も南Wで6F83.2-1F11.2としまいは鋭く伸びて、追われてスイッチから入ってからの加速は目を見張るものがありました。2月に発症した右前脚の不安で前走は本数をこなせませんでしたが、今回は数もこなしており、しまいも11秒台前半の時計なら好調と見てよいでしょう。

グランディア(牡3、中内田充厩舎)

6/29(水)栗東・坂路(良)4F52.6-3F38.2-2F24.9-1F12.7(馬なり)

栗東坂路で単走。しまい重点に追われ、ラスト1Fは12.7をマークして全体時計は自己ベストを更新。最終は軽めでしたが、1週前は坂井瑠星騎手を背に重馬場のCWコースで一杯に追われ、7F97.7-1F11.1の好時計をマークして併せ馬に1馬身先着と、しっかりやっています。長めにやって全体時計は優秀で、しまいも力強い反応で11秒1をマークして相手を楽に圧倒と、1週前の内容は抜群。最終は調整程度でも全体はこの馬なりに好時計をマークしるので、態勢は整ったと見て良いでしょう。

ゴーゴーユタカ(牡3、武井亮厩舎)

6/29(水)美浦・南W(良)5F66.2-4F52.0-3F38.2-1F11.9(馬なり)

美浦の南Wで3頭併せ。僚馬エルクリードを外に、ハルオーブを内に置いて真ん中から追われ、折り合いを重視した軽めの内容でした。序盤で外のエルクリードが早々に後退しますが、内のハルオーブとは最後まで集中を切らさず併せて併入しました。1週前には田辺裕信騎手を背に南Wで強めに追われ、6F81.5-1F11.5の好時計をマークしてクビ差遅れ。相手には遅れましたが、調教駆けする相手でしたし、大外を回ってこの時計なら十分。最終も3頭の間に入っても意に介さず、序盤で1頭が早々に後退した際も大きく戸惑うことなく最後まで余力十分に伸びており、小回りの福島への適性が高そうな気配を見せた点は高く評価したいところです。