【JRA七夕賞2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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夏の福島の風物詩「七夕賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ヴァンケドミンゴ(牡5、藤岡健一厩舎)

7/7(水)栗東・CW(良)6F83.6-5F67.7-4F53.2-3F40.1-1F12.0(馬なり)

酒井学騎手を背に栗東CWコースで単走。終始持ったままの馬なりの調教でしたが、直線は上がりを伸ばして1F12.0をマークしてゴール。軽やかな動きでもフットワークには力強さがあり、馬なりでも活気がありました。1週前も酒井騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、6F81.9-1F12.2をマークして2馬身差をつけて最先着を果たしました。仕掛けを待ってではなく、内をうまく立ち回ってそのままスムーズに加速していく内容。最終では残り1Fまで我慢させてしまいを伸ばす追い切りで、バランス良く調整されています。しっかり態勢は整ったと見て良さそうです。

トーラスジェミニ(牡5、小桧山悟厩舎)

7/7(水)美浦・南W(やや重)5F70.4-4F54.4-3F40.2-1F12.0(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。僚馬シャークウォーニンを10馬身近く先行させ、後ろで折り合いに専念しながらコーナーを大きく回って直線軽く追われると、スムーズな反応と加速で伸びてゴール前で交わして1馬身先着しました。時計自体はそこまで速くありませんが、道中の折り合いや直線の反応、伸びのあるフットワークから好調ぶりがうかがえます。1週前は南Wを単走で5F71.1-1F12.0をマーク。ここも時計はそこまでですが、軽く追われてからの反応は良く、フットワークも軽快で動きは上々。坂路中心からW中心に切り替えてから好調で、今回も好状態をキープできている印象です。

ワンダープチュック(牡7、河内洋厩舎)

7/7(水)栗東・坂路(良)4F53.6-3F38.5-2F24.8-1F12.1(馬なり)

栗東坂路で単走。鞍上が促すとスムーズに加速して1F12.1をマーク。道中のリズムも良く、しまい重点に上々の伸び脚を披露する好内容の追い切りを消化しました。ギアの上げ方もスムーズで、脚取りもしっかりと馬場を掴むようなパワフルなフットワークを披露しました。良馬場で一杯に追われた前走時の最終追い切りよりもしまいの時計は速いですし、重たい馬場でこれだけ動けていれば十分態勢は整っていると見て良さそうです。