【東京スポーツ杯2歳S予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

記事「【東京スポーツ杯2歳S予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?」のサムネイル画像

ホープフルSのステップレース「東京スポーツ杯2歳S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

ダノンザキッド(牡2、安田隆行厩舎)

11/19(木)栗東・坂路(良)4F51.6-3F37.5-2F24.2-1F12.1(強め)

栗東坂路を単走。馬場の真ん中を軽快に駆け上がり、ラストは見せ鞭も入れて仕掛けられると1F12.1の好時計をマークし、自己ベストを更新した。良い行きっぷりを見せながらも終いの脚にはまだ余裕があり、気配は良好。1週前は川田将雅騎手を背にCWコースで一杯に追われて6F79.5-1F12.1という猛時計を叩き出して併せた馬に先着。ラップがちぐはぐで道中は行きたがる面も見せたが、最後まで速いラップを踏めており、前進気勢、推進力ともに十分。

タイトルホルダー(牡2、栗田徹厩舎)

11/19(木)美浦・南W(良)5F68.7-4F53.1-3F39.2-1F12.3(馬なり)

戸崎圭太騎手を背に美浦の南Wを単走。序盤はゆったりと進めて折り合いに専念し、馬場の外を周って直線は軽く促されると楽な手応えのまま伸びて1F12.3の好時計をマークした。騎手との折り合いを重点に置いた内容で、上々の折り合いを披露し、ラストも良い手応えで伸びた。1週前も戸崎騎手を背に南Wで追い切り5F66.9-1F12.2の好時計を馬なりでマークしており、速い時計は先週出している。中間・最終と上々の動きを見せていて力を出せる仕上がりにはありそうだ。

プラチナトレジャー(牡2、国枝栄厩舎)

11/19(木)美浦・南W(良)5F69.3-4F54.0-3F39.8-1F12.3(馬なり)

田辺裕信騎手を背に美浦の南Wを2頭併せ。僚馬サトノフォーチュンを2馬身後ろに置き、直線で内から伸びてくる相手と併せて、楽な手応えのまま伸びて併入した。モタれ癖があり、内に馬を迎えたのはこの課題克服のため。1週前は同じ形で3頭で併せて相手に遅れたが、最終はしっかりと真っ直ぐ走って併入しており良化してきた。終いまでしっかり動き、水準以上の時計をマークしており時計・動きともに上々の内容。