【安田記念2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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春のマイル王者決定戦「安田記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

イルーシヴパンサー(牡4、久保田貴厩舎)

6/1(水)美浦・南W(良)6F81.5-5F65.1-4F50.5-3F36.9-1F11.4(馬なり)

美浦の南Wで3頭併せ。僚馬リバーサルバレットを15馬身、サクセスシュートを8馬身と大きく先行させ、道中は軽快なフットワークで楽に追走すると、コーナーで差を詰めていき、直線はラスト1F時点で2馬身ほどあった差を11秒4のシャープな伸び脚で一気に詰めて併入しました。1週前は田辺裕信騎手を背に南Wで強めに追われると、6F80.4-1F11.3の好時計をマークし、5Fの時計は自己ベスト更新。加速ラップも優秀でしまいの脚も11秒台連発と好調ぶりがうかがえます。約4ヶ月ぶりと久々ですが、間隔があいても高いパフォーマンスは発揮できるタイプ。目下4連勝中と勢いもあり、引き続き好調キープと見ます。

セリフォス(牡3、中内田充厩舎)

6/1(水)栗東・CW(良)4F51.7-3F36.2-1F11.1(馬なり)

藤岡佑介騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。僚馬カイザーバローズを3馬身ほど追走し、コーナーで内から差を詰めると、直線はラスト1F11.1の切れ味を見せて半馬身先着しました。一杯に追われる相手に対してこちらは余力十分で手応えも優勢でした。1週前も藤岡騎手を背にCWコースで追われ、6F79.5-1F11.4の好時計をマーク。馬のテンションはやや上がり気味でしたが、強く追わない馬なりでも6F80秒を切る好時計で自己ベストを更新。操作性を高めるために、1週前まで使用していたトライアビットから最終ではリングハミに変更。先週よりは落ち着きが見られた分、馬具の変更もプラスに働いてそうです。

ソウルラッシュ(牡4、池江泰寿厩舎)

6/1(水)栗東・坂路(良)4F53.4-3F38.6-2F24.9-1F12.2(馬なり)

栗東坂路で単走。終始馬なりの単走でしたが抑えきれない手応えがあり、身体を大きく使ったダイナミックなフォームで駆け上がって終いもラスト1F12.2の好時計をマークと、馬自身は元気一杯という印象です。1週前は浜中俊騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F81.6-1F11.0の猛時計で先行した相手をあっさり交わして1馬身先着。時計は前走から大きく変わっていませんが、動きは前走以上に好調ぶりが伝わる内容でした。1週前の時点で仕上がった感があり、最終は軽めの調整でしっかり臨戦態勢は整ったと見ます。