【ブルーバードカップ2024予想】番組改変でダート三冠路線直結の一戦となるか?

今年から大幅に変更が行われる日本のダート路線ですが、今週17日水曜日に船橋競馬場で開催されるブルーバードカップは今年からJpn3に昇格し、JRA所属馬と地方馬との対戦が行われ、見ごたえがあるレースが期待できそうです。

頭数こそ9頭立てと少ないものの、1着賞金2000万円、かつ勝ち馬にはダート三冠レースの1戦目となる羽田盃への優先出走権が与えられるレースとなっており、これまではダート1700mで行われていましたが今年からは本番の羽田盃と同じダート1800mに変更となり、全日本二歳優駿から中4週での開催と、有力馬も出やすいローテーションになりました。

中央勢では2勝を挙げているニューイヤーズデイ産駒のバロンドール、未勝利戦、もちの木賞と連勝後、牝馬ながら強気にホープフルステークスに参戦したブリックスアンドモルタル産駒のアンモシエラに注目が集まります。

いずれも栗東・松永幹夫厩舎所属ということもあり、2頭出しは人気薄からというセオリーからいくと、当日の単勝オッズは慎重に見極めたいところです。

ダート界で数々の名馬を輩出しているシニスターミニスター産駒からは、道営のブラックバトラーに注目です。

ダート1700m、1800mのキャリアは豊富で安定感もある1頭で、中央勢との差は未知数とはなるものの、JRA所属馬に人気が集中するようなら単勝にも妙味がある1頭です。

ブラックバトラーと同じ道営の田中淳司厩舎からはマジェスティックウォリアー産駒のカプセルも注目の一頭で、これまで8戦3勝となっており、こちらも松永幹夫厩舎同様に2頭出しとなっているだけに人気薄になる馬には要警戒といえそうです。

JRA勢からはスピードが売りのスパイツタウン産駒だけに1800mへの距離対応が気になるものの栗東・森厩舎のエコロガイアも出走を予定しており、フォーエバーヤングが現状では最有力と目されるダート3歳路線に新星誕生なるかも注目の一戦です。